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経営情報 インテリジェンス入門―利益を実現する知識の創造


インテリジェンス入門―利益を実現する知識の創造
インテリジェンス入門―利益を実現する知識の創造

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初めにリクワイアメントありき

 日本では外交で後手にまわる度に、
「情報機関が無いから必要な情報が集まらない」と言われる。
しかしでは情報機関が在れば魔法のように確信情報(ハードインテリジェンス)が集まってくるかというと、そうではない。
 それは幻想だ。著者が力説するように「初めにリクワイアメントありき」なのだ。
 優秀なスパイを世界に配置したところで、
政策判断者の戦略に基づいたリクワイアメント無しには、
情報は集まってこない。
 席に座っているだけでは料理は運ばれて来ないのだ。
つまり政治家にはオーダーする能力が問われているのである。
 何れにしろインテリジェンスの定義からサイクルまで言及した、
日本で唯一と言っていい位冷静なテキストになっている。
*注:サブタイトルからすると企業向けのように思われるが、
内容は、今後、情報統括庁設立に携わる公務員に最適な著作と確信する。

「インテリジェンス・サイクル」っていう考え方がわかる!

何か一大事が起こるたび、日本は危機管理体制がなっていない、米CIAのような情報統括組織がないからダメなんだ、と言う人たちがいる。
−−でも、日本がアメリカをそっくり真似してそれですべてうまくいくの? どうしたらちゃんと機能する組織ができるの?−−
そんな疑問にこの本は答のヒントをくれるのでは。

私たちには一般的に馴染みのない考え方を図も用いてわかりやすく説明しようとしているためか、少々冗長に感じるところもあるものの、根底に流れる考え方は一緒で、あとは応用編の説明といったところでしょうか。
それにしても米ではCIA等のインテリジェンス・サイクルの考え方が既にビジネス界に取り入れられているのは驚き!



慶應義塾大学出版会
インテリジェンスの歴史―水晶玉を覗こうとする者たち
オペレーショナル・インテリジェンス―意思決定のための作戦情報理論
「情報」と国家戦略
なぜ、正しく伝わらないのか―戦争にみる情報学研究
情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴






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